環境ホルモンに対する免疫力

近年の環境破壊の進行にともなって、大気汚染をはじめ、水質汚濁、農薬公害、添加物その他、有害食品の氾濫などが深刻な問題になっている。

人体への影響が危倶される中で容易に考えられるのが、例えば大気汚染による気管支ぜんそく。ぜんそくは吸引された有害物質によるアレルギー反応であるが、ほかにも水質汚染物質や残留農薬などの有害・発ガン物質が体内に蓄積されることによって、様々な中毒症状やガンの発生が促されることになる。

いわゆる環境汚染による被害から逃れるには、それら汚染源を取り除くか、そこから遠ざかるのが一香手っ取り早いが、実際にはそうもいかない。

結局のところ、頼りになるのは肝臓の解毒作用であり、ニンニクなどの持つ環境汚染物質や有害食品に対する抵抗力増進効果というわけである。

元来、人体には自己防衛本能の一つとして生体内解毒作用があって、体外から取り入れたり、体内でできた有害物質を無害化し排出するという働きが、ある程度備わっている。
だが、その働きにも限度がある。ニンニクはそれら作用を促す、いわば細胞力を旺盛にし、新陳代謝を促進する働きがある。

ニンニクの有効成分・スコルヂニンが、生体内において、細胞・組織および諸器官に活力を与えるとともに、その機能を強化・保護する一方、有害物質を分解し、排出する働きをすることを確認している。生体に悪影響を及ぼす環境ホルモンの害が盛んに取り沙汰される現在、ニンニクの有効成分は環境ホルモンに対する免疫力を高めるものとして、環境汚染による害を予防する面からも、大いに期待されている。環境の変化は、

人体にもいろいろな影響を与えているが、近年増えている花粉症もその一つであろう。野菜の抗アレルギー作用についてニンニクのエキスがスギ花粉を投入したマウスの花粉症アレルギーを抑制する実験を行ったことがあった。

その後も、花粉症の学生たちの協力を得て、毎日湯飲み茶碗一杯のニンニクエキスを飲んでもらい、花粉症に関する効果の実験調査を行っている。

ニンニクエキスは150CC の水に60グラムのニンニクをスライスして、100度で5~10分ほど煮出したもの。毎日、ニンニクエキスを飲んでいる学生から採血し血液中のリンパ球を調べたところ、花粉症を起こす「IgE抗体」の量が減り、結果的にニンニクエキスを飲み続けた学生は、一様に花粉症を軽減できたというのだ。

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